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2016年入社/建築工事部
久佐 匠
入社以来、さまざまな現場を経験し、現在は所長としてプロジェクト全体をまとめる立場に。コミュニケーションを大切にしながら、協力会社とともにより良い現場づくりに取り組んでいる。プライベートの趣味はキャンプ。
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2016年入社/営業部
三田 恵吏佳
お客様に寄り添った提案をモットーに、ディベロッパーを中心とした顧客対応を担当。丁寧な関係づくりから信頼を広げ、改修や新たな案件にもつなげている。プライベートの趣味はインテリア雑貨の収集。休日はお気に入りのショップを巡ることも。
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2016年入社/CS・RNセンター
前野 達也
工事部工事課を経て、現在はCS・RNセンターに在籍。
現場経験を活かし、引き渡し後のお客様対応や改修案件に携わっている。要望に最後まで向き合う姿勢が信頼につながっている。プライベートでは漫画好き。
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技術と信頼は、
人との関わりから生まれる古久根建設の技術力は、
どんな時に感じますか?久佐:技術力と一口に言っても、任される現場は本当に毎回条件や状況が違うので、そこに対しての向き合い方が大事だと思っています。特に大切にしているのは、配属されたメンバーとの意思疎通です。共に働く社員を相方のように信頼して、同じ方向を見て動けることが、最終的に品質につながると思います。
前野:私の部署はアフターサービス等も行っているので、建物を引き渡した後に“ここを直してほしい”といった声をいただくことがあります。直接利益にはならないかもしれませんが、納得いただけるまで説明や調整をする。その積み重ねで“やっぱり古久根建設に頼んでよかった”と思っていただけるんです。
三田:どの立場でも、古久根建設が大切にしてきたのは、人同士のコミュニケーションですよね。
久佐:そうですね。どんなに技術があっても、コミュニケーションがなければお客様には伝わらない。現場社員との関係もそうですし、職人さんや協力会社さんとの関係も同じです。やはり人と人との関わりが大事だと思います。
前野:結局そこですよね。技術力って建物をつくるスキルだけではなく、“人とどう向き合うか”まで含めて評価されるんだと思います。
三田:だから営業でも、お客様と何度も会って話すことを大切にしています。ときにはアポなしで伺うこともあります(笑)。金額のことや表には出ない要望を引き出せるような関係性を築きたいんです。
久佐:アポなしはすごいですね(笑)。でも、それくらいの信頼関係を築けたら強いと思います。
三田:ただし、このような行動を最初から自然ととれていたわけではありませんでした。
前野:そうそう。先輩の姿を見て、“こうやって関係をつくるんだ”と学んで、実際に自分もやってみる。その繰り返しですよね。
久佐:私も同じです。会社として大事にしてきたことを、先輩方から少しずつ引き継いできて、今の自分たちがあるという感覚が強いです。

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“まずやってみる”経験が
自分の力になっていく入社して間もない頃の経験で、
今につながっていることは
ありますか?久佐:現場に出たばかりの頃は、正直“これってどういう目的でやるんだろう”と思うような仕事もありました。それでも先輩に言われたことを素直にやってみると、後から自分の学びになることが多かったです。
前野:分かります。私も入社してすぐは現場配属でしたが、とにかくまずはやってみることが大事だなと感じました。もちろんそれで失敗したこともありましたけど、それも次の世代に伝えられる情報になるんですよね。
久佐:そうですよね。同期と飲みに行ったときなんかは、そのときの失敗を笑い話に変えたりもしました。落ち込むようなことがあっても、気持ちを切り替えられる仲間がいたのは大きかったです。
前野:社会人になってみると、簡単に乗り越えられる壁だけではなくなります。けれど、このように前向きに乗り越える経験をすることで、次に難しい壁にぶつかっても、“もう少し頑張れる”って気持ちが自然と出てくるようになりましたね。負けん気が身についたとでも言うんでしょうか。
三田:そう思います。私も営業2年目のときに、初めて大きな金額交渉を任されたんです。予算と実際の金額がかけ離れてしまって、お客様からかなり厳しく詰められました。会議の空気もピリッとして、正直“どうしよう”と思いましたね。
前野:それは相当、緊張感がありますね。(笑)
三田:でも諦めずに、なぜ金額が上がったのかを一つひとつ根拠を集めて説明しました。時間はかかりましたけど、最後には納得していただけました。お客様に誠実に向き合うことが大切なんだなと実感しましたね
久佐:分かります。苦しいときにどう動いたかが、その後の自信につながるんですよね。
前野:“あのとき頑張れたんだから、今回もできる”って思えるんですよね。
三田:そうそう。あの頃は必死でしたけど、今思うとあの経験が自分を成長させてくれたんだなって感じます。

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部署を越えて支え合う文化と
後輩を“仲間”として育てる部署の垣根を越えて、
協力し合うことも
多いと聞きます。前野:今の部署に移ってからは、他の部署に相談することが増えました。思っていた以上にみんな協力的で、“ああ、こんなに助けてもらえるんだ”と驚きましたね。
三田:営業でも同じです。工事をお願いするとき、工事部の人と一緒に“どうしたらコストを下げられるか”を考えたりしました。たとえば仮設の電気を長期間置けるように工夫してコストを抑えるとか。部署をまたいで知恵を出し合うのは面白いですよ。
久佐:現場でも、所長同士で“こんな方法が楽だったよ”とノウハウを共有することがあります。小さな工夫ですけど、それが積み重なれば会社全体の強みになるんです。
では、後輩の育成に
ついてはどうですか?久佐:昔のやり方に固執せず、後輩も仲間として接することを意識しています。価値観を共有しながら、一緒にやっていく感覚を大事にしたいですね。
前野:私は“悩む時間を長引かせないこと”を意識しています。もちろん考えることも必要ですけど、何もできずに立ち止まっている時間はストレスになります。だから早めにヒントを出してあげて、新しいやり方を考えてもらう方がいいと思っています。
三田:私は“何でも話せる関係”をつくることを大事にしています。新人の頃、自分も分からないことをため込みすぎて苦しかった経験があるので。だからこちらから声をかけて、安心して相談してもらえる雰囲気をつくるようにしていますね。
前野:それぞれやり方は違いますけど、“人を大事にする”という考えは同じですよね。
久佐:はい。結局そこに尽きると思います。

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これからの古久根建設と
新しく加わる仲間への期待これからの古久根建設を、
どんな会社に
していきたいですか?前野:数十年前の古久根建設を知る社員から、昔は今の8倍くらいの人数がいて、もっとワイワイとした雰囲気だったとよく聞きます。今の古久根建設も好きですが、仲間を増やして、より組織として盛り上がっていけるといいなと思いますね。
三田:私はITや新しい技術を取り入れて、人の負担を減らしていけるといいと思います。効率化できれば、その分もっと付加価値の高い仕事に力を注げますから。
久佐:二人の意見に共感しつつ、私は“新しい意見が通りやすい会社”にしていきたいですね。年次を重ねるごとにそう感じるようになりました。若手が安心して“こうしたらどうですか”と発言できる環境をつくっていくことが、会社の未来につながると思います。
これからの仲間に
期待することは?三田:前向きに挑戦する姿勢ですね。うまくいかなくても、“次はやってみよう”と思える人と一緒に働きたいです。
前野:私は、チームでやる仕事だからこそ“話しやすさ”や“一緒にやろう”という姿勢を大事にできる人だとうれしいです。
久佐:そういう人たちと一緒に、もっといいものづくりをしていきたいですね。
前野:未来の古久根建設は、自分たちが一緒につくっていくんだという感覚で、次の世代にも入ってきてもらいたいです。

営業としてお客様と接していると、“あのとき建ててもらった建物が良かった”とお話をいただくことが多いんです。そこから次の物件のご相談につながることも少なくありません。長く任せてもらえるということ自体が、技術が信頼されている証拠だと感じますね。